子猫の成長
誕生から新しい家族のもとへ旅立つまで

成長の大きな節目を、週ごとに。
誕生
- 目は閉じ、耳の穴もふさがっている
- へその緒は5日目ごろまで
- 嗅覚を頼りに、お乳を飲んで眠る
100〜130 g · 2時間ごとに授乳
生後1週
- 目はまだ閉じている。開くのは8〜12日ごろ
- へその緒が取れる
- 這って移動する
180〜260 g · 2〜3時間ごと
生後2週
- 目が開き、虹彩はミルキーブルー
- 耳はまだ小さく丸い
- 歯はまだない
280〜380 g · 3時間ごと
生後4週
- 犬歯が生えはじめる
- 視界がはっきりし、しっかり歩く
- きょうだいと初めて遊ぶ
500〜620 g · 5時間ごと
生後6週
- 乳歯が生えそろう
- 最終的な目の色が定まっていく
- トイレを覚え、社会化が活発に
700〜900 g · 1日4回の食事
生後12〜14週
- 追加のワクチン接種済み
- 社会化もトイレのしつけも完璧
- 新しい家族のもとへ行く準備完了
1.4〜2 kg · キャッテリーから旅立ち
フランスでは、生後8週未満の子猫の譲渡は法律で禁止されています。ラグドールはゆっくり成長し、社会化にも時間がかかる品種なので、私たちは12〜14週まで待つことにしています。そうすれば子猫は、ワクチン接種とマイクロチップの装着を済ませ、離乳からも十分に時間がたち、自信を持って旅立てます。記載の体重はおおよその目安です。ラグドールは範囲の上のほうになることが多く、子猫はそれぞれのペースで成長します。
早すぎる離乳
子猫が8週で旅立たない理由
法律では、生後8週から子猫の譲渡が認められています。これは最低限の基準であって、理想の月齢ではありません。8週の時点で食事の離乳は済んでいますが、社会的な離乳はまだ始まったばかりです。子猫が噛む力の加減や、欲求不満への耐性を身につけるのは、母猫ときょうだいのそばで過ごす8〜12週の間なのです。
約6,000匹の猫を対象としたフィンランドの大規模研究が、これを数値で示しました。生後8週より前に離乳した猫には、攻撃性や、ウールを吸う、過剰に毛づくろいをするといった反復行動が多く見られました。14週まで母猫と過ごした猫では、そうした行動は少なくなっていました。研究者たちは、離乳の時期を通常の12週からさらに少なくとも2週間遅らせることを勧めています。
止まらない吸いつき
母猫から早く離されすぎた猫は、お乳を吸う反射が残っていることがよくあります。セーターや毛布、飼い主の首やあごを吸いながら、ふみふみしてゴロゴロと喉を鳴らすのです。これは空腹からではなく、やり残されたままの、自分を落ち着かせるためのしぐさです。たいていは害はありませんが、吸っている布を飲み込んでしまう場合は危険になります。
私たちのところでは、子猫の旅立ちは生後12〜16週です。とっくに自分で食べられるようになっていても、それより前に送り出すことはありません。
出典:Ahola, Vapalahti, Lohi「Early weaning increases aggression and stereotypic behaviour in cats」、Scientific Reports、2017年(PubMed ↗) · ヘルシンキ大学 ↗。









